chiha memo

漫画「ちはやふる」の伏線や感想などの超個人的備忘録

みちのくの

第212首 あっちをかき回してきて

千早のSNSが話題になっている。千歳も勧められて、姉妹ツーショットを投稿してみた。いつも反響数は千くらいなのに、二万を超えた。妹はスター性があると、周囲のスタッフから好反応だが……。 若宮の最新動画は、新が撮影したもの。若宮の表情に見入る千早。…

第205首 生まれて初めて札が愛しかった

新と太一の三試合目。畳に並べた50枚に「ちは」はなかった。 転校先に千早がおらんかったら おれたちはどうなっとったやろう? 若宮が千早に、三番勝負ではなく五番勝負でのクイーン戦を持ち掛ける。初めての五番勝負にて、話題性のある「女子高生」クイーン…

第195首 それでこそ決定戦

千早が「あわじしま」を素早く札を取る様子に、周防が見入っている。千早母も千早が速く取る様子と聴力との関連に驚く。動き出しが早い千早につられ、結川も手を出すが「おくやまに」でおてつき。 腹立つわ 「おく」やないのがわかってたけど 念のため動いて…

第185首 次に進むのは私だよ

美馬は原田先生に苦戦。その原田は膝が痛み、札を拾うのも一仕事。田丸は観客席を見渡すが兄の姿は無く、他部員達の視線も千早の方。それでも頑張ろうと集中する。 千早と理音はM音の聞き分け勝負。千早は相手の反応を見て、札を移動。「む」と「みち」を分…

第183首 笑ってない好きな人のお母さん

花野が太一の邪魔はさせまいと、太一母の前方を阻む。むっとする太一母。 「あなた 私の連絡先知ってたわよね 相変わらず長くて見てられないわ この試合終わったら連絡して かるたどころじゃないのよ 連れて帰るわ」 太一母は近辺で店を探そうとするが見当た…

第172首 自分一人では越えられん壁

新は若宮に「うか」札を送る。「うら」札と渡り手で取る作戦だ。若宮は警戒するが、新が狙い通りに「うら」を取った。 「うか」「うら」を持たされたら 決まり字前に飛び出さなあかん そうなったら詩暢ちゃんはどっちの札に行く? なんとなく相模(うらみわ…

第156首 顧問引退はしないけど結婚はします

藤岡東は勝ち進んでいるが、直前に新に告白して「ごめん、好きな子がいる」と振られた山本だけは不調。即答する新が悪いと後輩に責められるが、仕方ない。 がんばってるやろか 千早… 瑞沢は千葉情報国際を相手に、四勝一敗で勝利。前年に続いて「来年も会お…

第147首 勝者の責任

創部したばかりらしきチームが敗退して泣いている。北央の太田が馬鹿にするのを、千早憤慨。思い出すのは、太一と畳を運び入れた日、創部の苦労。他チームの会話が聞こえて来る。瑞沢は創部一年目で全国に出て 二年目で全国優勝で、でも創部時点で経験者が何…

第141首 かるたを好きじゃないのに

大江は田丸の提案通り、総当たり戦を繰り返して予選メンバーを決める参考にすると宣言。あくまでも参考だ。西田は千早はかるたバカなので戻って来ると楽観している。筑波は千早に加え太一も戻って来ると信じ、自身こそエースになってやろうと張り切る。花野…

第134首 気負ったらダメだと思うのに

太一は新と対戦することになった。 目が合わせられない 気負ったらダメだと思うのに 新はこっちを見てるよ 普通にしてるよ くそっ、と情けない自分に太一は苛々。村尾が新に座る位置を間違えていると指摘。無言のまま場所を交換し、二人同時に「ふー」と息を…

第94首 自信をつけると化けそう

富士崎高校での合宿二日目。千早はヒョロに言われたことが気に掛かっていた。 真島は 綾瀬がそばにいないほうが 強いと思う 試合は四試合。桜沢先生が作った対戦表は、千早と理音が三戦。がっくりする理音に、満面の笑みの千早。 「山ちゃん 桜沢先生ってす…

第72首 得意がかすむほど苦手をなくすこと

千早はペースを掴めずにいる。際どい取りがあった。西田の忠告に従い、千早は自分の取りだと主張する。相手がすんなり認め、千早はむしろ動揺。仲間達は呆然。 ダメだ…… 譲られて逆にペース乱すなんて 心底モメるの向いてねえ…… 花野の偵察メモで、相手が悲…

第60首 音になるまえの音

千早が「ひ」で取ったのは、この時点で二字決まりの札。甘糟はヤマがたまたま当たっただけと納得しようとするが、須藤は千早の聴力に内心驚いている。 イチかバチかで取ってるんじゃない 綾瀬千早は聞こえてる 「聞こえてる」んだ 自分の声のなにで判断され…

第42首 また挑戦者になれるんだ

山本は千早が牙を剥いたのに気付いた。空札なのに飛び出して来る。 ガンガンに狙ってきてる なに? これまで丁寧だったのに まるで 圧勝すると決めたような―― 圧勝? 大江は選手が誰一人として「歌」を聞いていないのを悲しく思っていた。でも、10人もいない…

第37首 逃げないやつになりたい

新と坪口の対戦は、坪口の辛勝。引き上げる新の前に、太一が現れた。 「……遅ぇよ 広史さんはうちのエースなんだ ブランクが一年半もあるやつに負けねーよ」 太一は目を合わせないが、新はその目に涙が浮かんでいるのに気付く。 千早は床に這いつくばってノー…

第31首 私にないものがある

対戦相手の金井に軽い嫌味を言われ、空札も続くわで、焦りのあまりお手付きを連発する千早。敵陣に手を伸ばし、自陣を取られてしまうミスも出る。 「つまらないわね 綾瀬さん 札とだけ戦ってるみたい」 気付けば、嫌な札ばかり送られている。配置を確認して…

第27首 夢が本物の夢に

若宮から二枚連取したとはいえ、相手残り7枚に23枚と大差を付けられている千早。だが、観衆から見ても戦意ダダ漏れの千早に、若宮も本気を出して来た。 千早 ついてない 流れが来たと思ったのに 苦手な大山札が続くなんて でも 場の札はもう30枚を切った 千…

第10首 強くなってあいつを待とう

かるたを蹴った新に、太一も激高。新を突き飛ばし、帰り支度を始める。もう昔の新ではないのだ。しかし、千早は「そんなことない」「信じてる」と言い募る。 「信じるとか言って 新に押しつけんな!」 その言葉にはっとする千早、そして新。 「かるた蹴る新…

第4首 子供は友達がいないと

札を一枚取れて嬉しい千早。千早に先取され、闘争心を燃やす新。 取られた まえやったときもそうや 気を抜いてたわけじゃないのに 「一字決まり」では千早に負ける!? 新の活躍により、ヒョロチームに大差で勝利。ここで新が小学校一年から五年生までの学年…