chiha memo

漫画「ちはやふる」の伏線や感想などの超個人的備忘録

きみがため・お

第243首 示そう、私たちの鍛えてきた気力と体力を

クイーン戦側は空札が続く。千早は毎回立ち上がって確認。「さびしさに」で二人とも手を伸ばすが、タイミングはセイム。飛んだ札を若宮が拾うが、千早は強気に札を送る。更に札を移動し、中央に「す」札を置き、軌道の先にある「しの」「せ」を狙う作戦だ。…

第195首 それでこそ決定戦

千早が「あわじしま」を素早く札を取る様子に、周防が見入っている。千早母も千早が速く取る様子と聴力との関連に驚く。動き出しが早い千早につられ、結川も手を出すが「おくやまに」でおてつき。 腹立つわ 「おく」やないのがわかってたけど 念のため動いて…

第182首 だれかの物語の一部分だ

千早は咄嗟に飛び出し、太一に訴える。 「だ だめ 太一 だめ そんなのはしちゃいけない賭けだよ」 しかし、千早を見る太一より先に、須藤が反応。 「うっせえ 綾瀬 どうせ攪乱するための作戦だろ ふざけんな 乗んねえよ」 立ち去る須藤、真っ直ぐ前を向いた…

第177首 言うてないなんも

若宮は伊勢の自宅兼明星会練習場を訪ねる。初めて来たのは六歳の時で、走って通った。ところが伊勢は不在で、クイーン戦で大盤係を務めた結川桃との練習を会の女性に勧められる。 クイーンのお手並み 話のタネに拝見しまひょか 遠慮しようとする結川と、正座…

第168首 今度こそ約束や

藤岡東の管野先生は、新が個人戦に出ないと何故言ったのかを考えていた。 おれが思うよりずっと 昨日の負けがこたえてたんかな…… あの美人に負けたことが悔しいのか チームが負けたことが悔しいのか しかしなんで 綿谷は 藤岡東にかるた部を作ったんやろうか…

第87首 終わっちゃった私の夏

A級個人戦三回戦。千早の頭には、若宮と戦った過去の記憶。 去年詩暢ちゃんと戦ってから一日だって消えない あの速さ 強さ 詩暢ちゃんに勝つことだけを目標にしてきたの 全力を見せて 日本一の 世界一の クイーン若宮は安定の速さ。 決まり字までまったく動…

第72首 得意がかすむほど苦手をなくすこと

千早はペースを掴めずにいる。際どい取りがあった。西田の忠告に従い、千早は自分の取りだと主張する。相手がすんなり認め、千早はむしろ動揺。仲間達は呆然。 ダメだ…… 譲られて逆にペース乱すなんて 心底モメるの向いてねえ…… 花野の偵察メモで、相手が悲…

第11首 真っ赤な恋の歌なんだ

無駄美人の千早だけではなく、実力テスト一位の太一も、校内では目立つ存在。そんな二人が組んでかるた部を作るも、無駄部と囁かれる。部室に畳を運び入れ、一息がてら雑談。千早はクイーンを目指しているのに、現クイーンが同い年であることすら知らなかっ…

第4首 子供は友達がいないと

札を一枚取れて嬉しい千早。千早に先取され、闘争心を燃やす新。 取られた まえやったときもそうや 気を抜いてたわけじゃないのに 「一字決まり」では千早に負ける!? 新の活躍により、ヒョロチームに大差で勝利。ここで新が小学校一年から五年生までの学年…

第1首 かるたって楽しいね

冒頭は、高校三年生の綾瀬千早がクイーン戦に挑む数カット。以降、物語は回想に移る。 6年まえ まだ情熱を知らない私 小学六年生の千早には、美少女グランプリの最終15人に選ばれるくらい美人の姉がいる。クラスメイトの真島太一が「姉妹なのに千早はまだ男…