chiha memo

漫画「ちはやふる」の伏線や感想などの超個人的備忘録

こころあてに

第220首 挑戦者の覚悟が足りない

第一試合が終わっても、千早は最後の札について考えていた。 もっとはっきり もっと明確に主張するべきだった 挑戦者の覚悟が足りない 若宮は何食わぬ顔で札を箱に収めて立ち去るが、自分の取りで正しかったのかと疑問に思っていた。 なんで審判に判断を委ね…

第201首 道路を開通させる

千早はリズムを整え、順調に取り始めた。 結川さん相手に 実行できなければ 詩暢ちゃんを前にしてできるわけがない 敵陣に手を出しすぎるな フライングを自分に許すな しっかり聴いてからでも 取れる札は取れる 「こ」が4枚あったが、暗記が得意なわけではな…

第144首 最後の1年をみんなと戦いたい

原田先生が白波会に来ると、千早が久しぶりに顔を出している。太一退部に千早休部と、弟子から情報を得る。 千早は虚ろな様子でかるたを混ぜ、対戦相手にも不審がられる。原田が来て、正面の対戦相手が変わった。千早は原田に派手に叩きのめされる。 「千早…

第130首 運命戦を見据えての

周防の凄まじい追い上げで五分となる。原田は厳しい局面だからこそ、基本に忠実に。作戦も頭の中で組み立てて。出札を念じて。 気づいてないのか 周防くん クイーン戦のほうの残り枚数を 気にしなくなったこと やっかいだったミスを誘う動きより 取りを優先…

第125首 勝ち星さえコントロール

若宮は着物の袖が邪魔そうだが、いつもの通り。猪熊もブランクを感じさせない取り。動きの速さと正確さの若宮、誰よりも速く聞き分けられる”感じ”の猪熊。クイーン戦は17-17の互角。 周防が妙な体勢で、クイーン戦を覗き込んでいる。観衆は意味が分からなか…

第118首 最後の最後は

痛む膝を抑え、立ち上がる原田先生。 膝をかばいもせず 策もなく取り合っとった 夢でも見てたか 飲まれた…… こんな17歳がいるのか 手を広げ、場の空気を呑み込む。再び集中しようと努めるが、次も新に自陣を抜かれる。 『偉大な先人の物真似をする若僧』 ………

第79首 音のはしっこをつかまえる勝負

大江に続き、千早まで怪我!? と立ち上がりかける太一だが、試合は続行。太一はお手つき。 ……まずい だれ一人 波に乗れない 千早まで 千早の指は実は、ズキズキと痛みが続いている。ただの突き指ではない……? ダメだ かなちゃんがくれた風を止めたらダメだ …

第46首 全部の縁に指がいくように

名人戦・クイーン戦のテレビ中継。細くて軽い身体だった若宮の武器である速さが鈍っている。一回戦は五枚差で若宮勝利。山本は落ち着いて若宮を見ていた。 ここに座るまで 若宮詩暢が怖かった 去年の強さの記憶が残って なのにどうよ! 今年のこの丸まりよう…

第43首 応援じゃなくて見てないと

千早と山本の試合を観戦している太一は、信じられないといった表情。 怖え かるたって…… あんなに勢いに乗ってた千早が萎縮してる 硬くなってミスが出る 気持ちの強さがこんなに大事なんて 気持ち 気持ちの強さ―― もめることばかりが目立つ山本だが、西田は…

第27首 夢が本物の夢に

若宮から二枚連取したとはいえ、相手残り7枚に23枚と大差を付けられている千早。だが、観衆から見ても戦意ダダ漏れの千早に、若宮も本気を出して来た。 千早 ついてない 流れが来たと思ったのに 苦手な大山札が続くなんて でも 場の札はもう30枚を切った 千…

第4首 子供は友達がいないと

札を一枚取れて嬉しい千早。千早に先取され、闘争心を燃やす新。 取られた まえやったときもそうや 気を抜いてたわけじゃないのに 「一字決まり」では千早に負ける!? 新の活躍により、ヒョロチームに大差で勝利。ここで新が小学校一年から五年生までの学年…