chiha memo

漫画「ちはやふる」の伏線や感想などの超個人的備忘録

あさぼらけ・あ

第233首 俺はなんのためにここにいる

近江神宮の最寄り駅まで戻って来た太一。女子トイレに枕と傘の忘れ物があったと、駅員が話しているのを耳にする。 名人戦は周防の四連取。須藤が積極的に札を拾いに行く。 体が思うように動かなくても 目が悪くても ここにいてほしい いろんなかるたがあるは…

第219首 おれの行くところじゃない

長崎から来た周防兼子と正と合流し、乗り継ぎホームへ向かおうとする太一が、千歳と遭遇。千早の着物が入ったキャリーバッグを太一に押し付け、千歳は立ち去ろうとするが。 名人戦の大盤係は、周防側が須藤、新の方は松林舜。新がリードしている。栗山先生の…

第130首 運命戦を見据えての

周防の凄まじい追い上げで五分となる。原田は厳しい局面だからこそ、基本に忠実に。作戦も頭の中で組み立てて。出札を念じて。 気づいてないのか 周防くん クイーン戦のほうの残り枚数を 気にしなくなったこと やっかいだったミスを誘う動きより 取りを優先…

第121首 こんな気持ち悪いかるた取るやついねえ

千早はどの教科の先生になりたいのかをまだ決めていない。高校から大学への進学はノブのあるドアを選べる最後のチャンス、とは深作先生の弁。 「これも受け売りですが 『たいていのチャンスのドアにはノブが無い』と… 自分からは開けられない だれかが開けて…

第110首 おれなんかたいした人間じゃない

西日本予選決勝で、新は村尾と対戦することになった。東日本予選の決勝は原田対須藤で、太一の名前はない。ホッとする。が、心に影が差した。 なんでさっきホッとしたんやろ? 太一が負けて なんで…… 暗記時間を利用してトイレに行き、戻って試合開始。 いつ…

第61首 運命戦は運命じゃない

四組が運命戦。北央はきっちり「札分け」し、確実に二勝稼げるように企てて来た。 この形になったら 敵陣を抜かなきゃ勝てない―― 準備不足だ こんな状況になることを想定してなかった 団体戦の経験不足だ 経験を蓄積した伝統校 北央との差がここで出るなんて…

第46首 全部の縁に指がいくように

名人戦・クイーン戦のテレビ中継。細くて軽い身体だった若宮の武器である速さが鈍っている。一回戦は五枚差で若宮勝利。山本は落ち着いて若宮を見ていた。 ここに座るまで 若宮詩暢が怖かった 去年の強さの記憶が残って なのにどうよ! 今年のこの丸まりよう…

第37首 逃げないやつになりたい

新と坪口の対戦は、坪口の辛勝。引き上げる新の前に、太一が現れた。 「……遅ぇよ 広史さんはうちのエースなんだ ブランクが一年半もあるやつに負けねーよ」 太一は目を合わせないが、新はその目に涙が浮かんでいるのに気付く。 千早は床に這いつくばってノー…

第27首 夢が本物の夢に

若宮から二枚連取したとはいえ、相手残り7枚に23枚と大差を付けられている千早。だが、観衆から見ても戦意ダダ漏れの千早に、若宮も本気を出して来た。 千早 ついてない 流れが来たと思ったのに 苦手な大山札が続くなんて でも 場の札はもう30枚を切った 千…