chiha memo

漫画「ちはやふる」の伏線や感想などの超個人的備忘録

やまざとは

第218首 あるだけで手を絡めに来る

大江が言う「強い敵は強い味方」について、近所にあった呉服店との関係を例えに説明。 「そこがお店をたたんでしまったら うちの店の売り上げが激減して 一店だけが――… 一人だけがどんなにがんばってても 強くても 場が盛り上がってなければ そのジャンルは…

第204首 冷徹な鬼になる自分を止められない

新がかるたを始めたのは4歳頃。7歳で年上の仲間に勝つ程に上達。父に勧められた野球やサッカーは下手なので、仲間から邪魔者扱い。しかし、祖父とのかるたは違う。 めきめきと やればやるだけ うまくなる感覚 ほかのなにでも得られなかった 自信 強い子と当…

第187首 あの子だけがヒーローだから

小学生の時、眼鏡を失くした新はぼやけた視界のまま、かるた取りのイメージを浮かべて練習を始める。そこに千早と太一が現れ、千早が「眼鏡を探しに行く」と走って行ってしまう。太一が眼鏡を差し出して来る。眼鏡を掛けようとする先に見える、ぼやけた太一…

第165首 同じ決意を返すから

太一の目に涙が滲んでいる。千早や部員達は皆、涙が止まらない。 太一がいる 近江神宮に太一がいる 表彰式が始まるため、整列しなくてはならない。躊躇する部員達に、太一が促す。 「行けよ みんな 見てるよ」 千早母が、太一が間に合って良かった、と話す。…

第80首 団体戦で勝つことしか考えない

瑞沢はまだ劣勢。相手は強い。でも、何故か新よりは弱いように思う。 新 おまえのことを忘れて喜んだり 思い出して励みにしたり ダメだな おれは 忘れることが下手なんだ 太一は原田先生と子供の頃にした練習を思い出す。 5枚先生が多く持って 始まる練習日…

第66首 これが私のチームだよ

ロビーに居た千早の耳に、新の声が届いた……気がしたが姿は見えない。新のことを気にしている千早を、太一が不機嫌に注意する。強豪チームが多く、新のことなど考えている余裕はないのに。 新は陰で村尾と会っていた。外に出ると、同じ中学だった翔二率いる福…

第37首 逃げないやつになりたい

新と坪口の対戦は、坪口の辛勝。引き上げる新の前に、太一が現れた。 「……遅ぇよ 広史さんはうちのエースなんだ ブランクが一年半もあるやつに負けねーよ」 太一は目を合わせないが、新はその目に涙が浮かんでいるのに気付く。 千早は床に這いつくばってノー…

第12首 畳の上で努力し続けられるやつがいい

西田のかるた歴は10年。太一には、西田と大江の入部が有難い。 「おれ 千早には一回も勝てねーし おれが名人目指してるわけじゃねーから 勝てなくてもいいんだけど 千早の練習にはなんないじゃん」 西田が肉まんを頬張りつつ、太一に話す。 「綾瀬さー あい…