chiha memo

漫画「ちはやふる」の伏線や感想などの超個人的備忘録

よもすがら

第196首 自分を卑怯と思うことのほうがずっと怖い

邪魔や太一――新はそう思ってしまったが、我に戻る。 おれはまた… かるたで太一を見下して なにしとんのや 「3人で勝ってきて ここに来れたからや」 その気持ちはうそやないのに 太一は頻繁に札を移動。右中段に札を集め、新に狙わせ、他を全部取る作戦だ。 …

第165首 同じ決意を返すから

太一の目に涙が滲んでいる。千早や部員達は皆、涙が止まらない。 太一がいる 近江神宮に太一がいる 表彰式が始まるため、整列しなくてはならない。躊躇する部員達に、太一が促す。 「行けよ みんな 見てるよ」 千早母が、太一が間に合って良かった、と話す。…

第148首 かるた強豪校にする

他の試合はどこも競い合っている。駒野は分析。 綾瀬が強くて一人で先に勝つなんて昔からのことだ その強さを孤立させないようにしてたんだ 真島は 自分自身の強さと声かけで… 西田も、駒野と同じように考える。 真島がいないんなら だれがやる? おれだろ …

第135首 好きな人に好きって言ってください

部室で練習。千早は読手をしながら、太一を見る。 太一…… …… ただ かるた取ってるだけに見える 太一…… どうして一人で 高松宮杯に出たの? 新との試合 どうだったの? 近くにいるのに なんでこんなになんにも聞けなくなっちゃったんだろう… 重い空気に、大江…

第101首 これだからかるたはおもしろい

千早は三枚あった差が一枚に。西田が千早に、猪熊が元クイーンだと教えた時、千早の肩に触れたが力んでいなかった。千早にとってのクイーンは若宮だけ。 若宮の強さへの信頼が あいつをリラックスさせてる――… でも、若宮は無敵ではない。先日、新に負けた。…

第89首 A級だよう

A級決勝。新は懐かしさをもって、若宮の独特な札の配置や暗記方法を観察していた。 「新 けっきょく いちばんかるたが強いのは かるたに個人で向かい合ってきた者や はっきりさせようや うちかあんたか どっちにしても仲間はいらん」 若宮の挑発に、新は「そ…

第85首 右手で取れるのが1試合なら

高校選手権個人戦。千早の目の前で、若宮がにこやかに新に話している。 「新 命拾いしたわぁ 新とまた一回戦で当たらんでほんまによかった ここ何年かの成長分の実力差ぁを 見せつけられるとこやったわ」 ぷっと吹き出す新。そのまま立ち去る若宮。 新だけや…

第59首 いま口に出す言葉は大丈夫かじゃない

決勝戦。千早は甘糟に連取され、札の取り方を何度も確認。試合中なのに反省? と甘糟に嫌味を言われる。西田はやり難そう。大江は「ボイン重そうなのに」と舐められつつも連取。 さっきの読手さんは―― ある意味すごく存在感があった でも 須藤さんは須藤さん…

第22首 みんなに取り残されたくない

新の祖父は病に倒れながらも、ベッドの上でかるたの配置を考えていた。新はリハビリを手伝いながら、東京にいた時の話を何度も繰り返す。 「使ってえん教室で 千早と太一と練習したりして 千早はすごい”感じ”がよくて 僕もっと千早にいろいろ教えたかったな…