chiha memo

漫画「ちはやふる」の伏線や感想などの超個人的備忘録

わがそでは

第244首 やっと迎えに来たよ

周防と若宮は快調。千早は四連取されている。新が以前、「試合をするときはいつも あの部屋(ボロアパート)に戻るんや」と話していたのを思い返す。 芹沢読手の喉元からの音を、周防が捕まえに来る。読まれたのは「ふくからに」。千早は取った札を拾いなが…

第236首 うちの代わりに近江神宮に

四戦目の勝利をもぎ取り、珍しくガッツポーズまで見せる周防。クイーン戦で「あい」を取ったのは千早で、残り札はあと一枚の1-5。次に読まれた「ちはやぶる」は空札。 こちらの札に「ちは」はなかった 新の試合中に「ちは」は出なかった 「ちは」は私のこと…

第123首 かるたは4通りしかない

太一は、周防に駅までの七分間で話を聞いた。 かるたは4通りしかないだろう? 自分が取る 相手が取る 自分がミスをする 相手がミスをする 攻めがるたの原田は「自分が取る」で、千早も新も、たいていの選手がそうである。周防は太一がお手つき――ミスをしなか…

第117首 ぼくは名人戦で戦うなら

かるた会館から程近い公園。周防に「君はここでどらやき食べててもいいA級の人?」と訊かれ。 「いいんです クイーン戦は来年出ます」 千早は周防を質問攻めにする。和菓子を配るのは何故か、声が小さいのは何故か。しかし、稀代の”感じ”の良さは、とは聞け…

第85首 右手で取れるのが1試合なら

高校選手権個人戦。千早の目の前で、若宮がにこやかに新に話している。 「新 命拾いしたわぁ 新とまた一回戦で当たらんでほんまによかった ここ何年かの成長分の実力差ぁを 見せつけられるとこやったわ」 ぷっと吹き出す新。そのまま立ち去る若宮。 新だけや…

第59首 いま口に出す言葉は大丈夫かじゃない

決勝戦。千早は甘糟に連取され、札の取り方を何度も確認。試合中なのに反省? と甘糟に嫌味を言われる。西田はやり難そう。大江は「ボイン重そうなのに」と舐められつつも連取。 さっきの読手さんは―― ある意味すごく存在感があった でも 須藤さんは須藤さん…

第34首 またおまえとがんばってく

運命戦の基本は自軍死守だが、太一は敵陣を攻めて行った。その作戦と太一の視線に、西田は自陣「あ」の札がまだ残っているのかと半信半疑。空札が続いて消耗する中、太一は考える。 千早…… おまえだったらわかるのかな 「あ」になる前の音 「せ」になる前の…

第30首 クイーンになるためのかるた

かるたを速く取るのを止めろ、と言う原田先生。 「速くなくてもいいんだよ 千早ちゃんの得意札は何枚ある? 5枚? 10枚? ものすごく速く取れる札があっても 残り全部取られたら かるたは負ける 速さへの執着を捨てなさい」 原田が千早に掛ける言葉を、周囲…