chiha memo

漫画「ちはやふる」の伏線や感想などの超個人的備忘録

もろともに

第240首 名人とかるたで話したい

瑞沢応援団がいる選手控室に、太一も合流。芹沢読手の序歌から、第五試合が始まる。若宮が四連取。札の神様に語り掛けるように、千早に札を送る。 行っといで みんな 迎えに行くさかい 呼んでね うちを 札の神様が千早を見上げている。若宮の視線も千早の方…

第201首 道路を開通させる

千早はリズムを整え、順調に取り始めた。 結川さん相手に 実行できなければ 詩暢ちゃんを前にしてできるわけがない 敵陣に手を出しすぎるな フライングを自分に許すな しっかり聴いてからでも 取れる札は取れる 「こ」が4枚あったが、暗記が得意なわけではな…

第185首 次に進むのは私だよ

美馬は原田先生に苦戦。その原田は膝が痛み、札を拾うのも一仕事。田丸は観客席を見渡すが兄の姿は無く、他部員達の視線も千早の方。それでも頑張ろうと集中する。 千早と理音はM音の聞き分け勝負。千早は相手の反応を見て、札を移動。「む」と「みち」を分…

第182首 だれかの物語の一部分だ

千早は咄嗟に飛び出し、太一に訴える。 「だ だめ 太一 だめ そんなのはしちゃいけない賭けだよ」 しかし、千早を見る太一より先に、須藤が反応。 「うっせえ 綾瀬 どうせ攪乱するための作戦だろ ふざけんな 乗んねえよ」 立ち去る須藤、真っ直ぐ前を向いた…

第130首 運命戦を見据えての

周防の凄まじい追い上げで五分となる。原田は厳しい局面だからこそ、基本に忠実に。作戦も頭の中で組み立てて。出札を念じて。 気づいてないのか 周防くん クイーン戦のほうの残り枚数を 気にしなくなったこと やっかいだったミスを誘う動きより 取りを優先…

第117首 ぼくは名人戦で戦うなら

かるた会館から程近い公園。周防に「君はここでどらやき食べててもいいA級の人?」と訊かれ。 「いいんです クイーン戦は来年出ます」 千早は周防を質問攻めにする。和菓子を配るのは何故か、声が小さいのは何故か。しかし、稀代の”感じ”の良さは、とは聞け…

第101首 これだからかるたはおもしろい

千早は三枚あった差が一枚に。西田が千早に、猪熊が元クイーンだと教えた時、千早の肩に触れたが力んでいなかった。千早にとってのクイーンは若宮だけ。 若宮の強さへの信頼が あいつをリラックスさせてる――… でも、若宮は無敵ではない。先日、新に負けた。…

第85首 右手で取れるのが1試合なら

高校選手権個人戦。千早の目の前で、若宮がにこやかに新に話している。 「新 命拾いしたわぁ 新とまた一回戦で当たらんでほんまによかった ここ何年かの成長分の実力差ぁを 見せつけられるとこやったわ」 ぷっと吹き出す新。そのまま立ち去る若宮。 新だけや…

第49首 そのうちもっとマシなものを返すから

学校の教室。駒野は部活や公式戦で取って来たデータを見て、千早の一字決まりが20枚くらいあることに気付いたと言う。 「しら しの ゆら ゆう かく かさ ちは もろ もも ひさ きり うか うら は頭の一字で取ってんじゃないかなあ 自分でもわかるだろ?」 千…

第37首 逃げないやつになりたい

新と坪口の対戦は、坪口の辛勝。引き上げる新の前に、太一が現れた。 「……遅ぇよ 広史さんはうちのエースなんだ ブランクが一年半もあるやつに負けねーよ」 太一は目を合わせないが、新はその目に涙が浮かんでいるのに気付く。 千早は床に這いつくばってノー…

第36首 一人だったらどうしようと思うんだ

新と再会した太一。同じく久しぶりの再会となった師匠同士の賑やかさに呑まれ、新との会話は彼の師の説明を聞いた程度。新が太一に、二つ折りにしたメモを渡す。 「おれ ちょっと勘違いしてたわ 今日 太一はA級で出ると思ってたんや」 その言葉が太一に影を…

第13首 おまえが笑ってりゃかるたは楽しい

五人揃い、正式に部活動として認められたかるた部。千早部長案は顧問の宮内先生に却下され、太一が部長に決定。機器・道具管理に西田、書記・対戦記録管理は駒野、会計に大江、千早はキャプテンという布陣。 千早は張り切って、駒野と大江を相手に練習すると…

第11首 真っ赤な恋の歌なんだ

無駄美人の千早だけではなく、実力テスト一位の太一も、校内では目立つ存在。そんな二人が組んでかるた部を作るも、無駄部と囁かれる。部室に畳を運び入れ、一息がてら雑談。千早はクイーンを目指しているのに、現クイーンが同い年であることすら知らなかっ…

第10首 強くなってあいつを待とう

かるたを蹴った新に、太一も激高。新を突き飛ばし、帰り支度を始める。もう昔の新ではないのだ。しかし、千早は「そんなことない」「信じてる」と言い募る。 「信じるとか言って 新に押しつけんな!」 その言葉にはっとする千早、そして新。 「かるた蹴る新…