chiha memo

漫画「ちはやふる」の伏線や感想などの超個人的備忘録

わたのはら・こ

第244首 やっと迎えに来たよ

周防と若宮は快調。千早は四連取されている。新が以前、「試合をするときはいつも あの部屋(ボロアパート)に戻るんや」と話していたのを思い返す。 芹沢読手の喉元からの音を、周防が捕まえに来る。読まれたのは「ふくからに」。千早は取った札を拾いなが…

第242首 見えなくなるのはいやだな

新に対して「名人にはなれない」と吐いた周防。太一は彼が以前、千早にも「クイーンになれない」と言ったことを覚えている。周防は心の中で「また真島くんに怒られる」と謝りつつ、鬼の形相。 言葉でも 試合でも曲げてやる 新は周防に自陣を守らせた上で攻め…

第228首 熱意をつないでいってもらいたい

第三試合の大盤係は田丸。「あなたもここに来るんでしょう」という桜沢先生の言葉を思い返し、浦安の間の空気に呑まれる。大盤に札を並べてみると、千早の思考がとめどなく溢れて来て、視界が歪む。 千早が九頭竜の読みでよく動けている、と若宮が気に掛け始…

第187首 あの子だけがヒーローだから

小学生の時、眼鏡を失くした新はぼやけた視界のまま、かるた取りのイメージを浮かべて練習を始める。そこに千早と太一が現れ、千早が「眼鏡を探しに行く」と走って行ってしまう。太一が眼鏡を差し出して来る。眼鏡を掛けようとする先に見える、ぼやけた太一…

第111首 札が教えてくれる勝つイメージの描き方

新は村尾相手に11枚差。中座した間に何が読まれたのかは、減った四枚の札の他、空札が何枚読まれたか、決まり字がどう変化したのかも分からず、枚数差以上のハンデとなる。 観衆が諦める中、新は札を動かし、戦う姿勢を見せる。運良く自陣が出て取れた。次の…

第98首 先輩がいるっていいな

「ちはやぶる」で千早が払った札が、猪熊の札とぶつかった。同じスピードで取ったのだ。元クイーンの猪熊は、桜沢先生の五つ下のライバルだった。桜沢はクイーン戦で四回も挑戦したのに勝てず、どうやったら強くなれるのかを訊いた。 えー 聴こえるから取っ…

第82首 たぶんもう二度とない

太一が「するぞ、3勝」と声を上げた。駒野も驚く。 真島…… 真島が言った…… この窮地で 3勝って…… 基本的に不言実行 慎重でプライドが高くて 負けたときのことをいつも考えるのに あっちの主将に挑んでいったのだってそうだ 真島が変わろうとしてる 太一は一…

第56首 団体戦は個人戦

福井。新祖父の三回忌で墓参りする綿谷一族。祖父と父が喧嘩したせいで、新は東京に転校することになったのだった。友達も出来て良い経験だったろう、でもマメにメールをしないと忘れられる、と言う両親。新は携帯電話を見て、「かささぎみたいだねえ」と言…

第17首 私の一枚はただの一枚じゃない

千早がやっと乗って来た。須藤は千早の取り方が気になった。 いまの速さ―― 「う」でもう払ってる 「うら」がまだ読まれてないのに お手つき覚悟で狙ったのか? まさか 原田先生は読手一人でもう五試合目だと知る。 こんなに声を出す千早ちゃん 見たことがな…