chiha memo

漫画「ちはやふる」の伏線や感想などの超個人的備忘録

いまこんと

第243首 示そう、私たちの鍛えてきた気力と体力を

クイーン戦側は空札が続く。千早は毎回立ち上がって確認。「さびしさに」で二人とも手を伸ばすが、タイミングはセイム。飛んだ札を若宮が拾うが、千早は強気に札を送る。更に札を移動し、中央に「す」札を置き、軌道の先にある「しの」「せ」を狙う作戦だ。…

第222首 あの子いじわるね

千早が試合序盤から定位置を動かし、若宮は千早陣左側に目を落とす。 札(みんな)がざわめいとる 居心地が悪そうにしとる なんのつもりや 千早 若宮の焦点はいつも競技線中心なので、千早としては自陣左下段に行くよう意図したもの。しかし、若宮は次に読ま…

第206首 勝つ自信あります

新の勝利を喜ぶ南雲陣営、太一の健闘を涙しつつ称える彼の応援者達。しかし、顔を覆って泣いていた千早は、歯を食いしばっており―― 大江が、続いて新が、そして他の皆も窓の外に気付き、一斉に見る。周防が真っ直ぐ新に指をさし、立ち去って行った。戸惑う面…

第172首 自分一人では越えられん壁

新は若宮に「うか」札を送る。「うら」札と渡り手で取る作戦だ。若宮は警戒するが、新が狙い通りに「うら」を取った。 「うか」「うら」を持たされたら 決まり字前に飛び出さなあかん そうなったら詩暢ちゃんはどっちの札に行く? なんとなく相模(うらみわ…

第152首 運命につかまってんのかな

駒野は対戦相手を観察。かるた歴は同じくらいと踏んでいるが、自分はまだB級、相手は1年生でA級。残り札を考え、相手が攻めにくいよう札を移動させ、囲い手で上手く取れた。 そういう札こそ 僕は大事に すごい才能は持ってないから 前にそう言った太一は、こ…

第145首 一度出たら二度と降りないけど

ヒョロが太一が辞めたことを確認し、根性ねえやつだ、と怒って立ち去る。千早は太一と共に戦った思い出がフラッシュバック。追い打ちを掛けるように、大江の鞭。千早をオーダーに入れることは考えていないと言う。大江が皆に檄を飛ばしている。大江と駒野が…

第111首 札が教えてくれる勝つイメージの描き方

新は村尾相手に11枚差。中座した間に何が読まれたのかは、減った四枚の札の他、空札が何枚読まれたか、決まり字がどう変化したのかも分からず、枚数差以上のハンデとなる。 観衆が諦める中、新は札を動かし、戦う姿勢を見せる。運良く自陣が出て取れた。次の…

第100首 攻めろ攻めろ

千早は苦戦し始めている。 敵陣が攻め切れない 守りが堅い……! 聴き分けが正確なうえに あの配置 札の席がちゃんと決まってて その配置で練習を積んできた人だけに有利な 本人だけに有利な配置 太一の相手、須藤は微妙な取りも嫌味で譲ったり、「綾瀬好きだ…

第89首 A級だよう

A級決勝。新は懐かしさをもって、若宮の独特な札の配置や暗記方法を観察していた。 「新 けっきょく いちばんかるたが強いのは かるたに個人で向かい合ってきた者や はっきりさせようや うちかあんたか どっちにしても仲間はいらん」 若宮の挑発に、新は「そ…

第72首 得意がかすむほど苦手をなくすこと

千早はペースを掴めずにいる。際どい取りがあった。西田の忠告に従い、千早は自分の取りだと主張する。相手がすんなり認め、千早はむしろ動揺。仲間達は呆然。 ダメだ…… 譲られて逆にペース乱すなんて 心底モメるの向いてねえ…… 花野の偵察メモで、相手が悲…

第5首 勝つんだ3人で

三人での下校中。 新も太一もいなくなるの? 一人になるの? 千早は「三月の大会には出ない!」と逃げ出す。 出ない かるたの大会なんか もうすぐ一人になるんなら 一人になるんなら かるたなんか楽しくない 男二人は「おれのせいで」「ぼくのせいで」と、原…