chiha memo

漫画「ちはやふる」の伏線や感想などの超個人的備忘録

第80首 団体戦で勝つことしか考えない

瑞沢はまだ劣勢。相手は強い。でも、何故か新よりは弱いように思う。

新 おまえのことを忘れて喜んだり 思い出して励みにしたり ダメだな おれは 忘れることが下手なんだ

太一は原田先生と子供の頃にした練習を思い出す。

5枚先生が多く持って 始まる練習日の一回戦 今日の4試合分の暗記も この試合の細かい札の動きも 消えろ

駒野は苦戦。西田は札を細かくチェックして策を練る。筑波は得意の「つ」札を取った。

千早は七連取。理音はすっかり萎縮している。駒野が負け、富士崎一勝目。山井が理音に喝を飛ばす。

幸せねえ 理音 私が読手として出ることで 不公平が生じるかもと不安だったけど 互角の”感じ”の子がいる――

山城が連想するのは、読みを録音させて欲しいと頼んで来た若い周防。

千早は若宮の存在に気付く。見渡すが、新はいない。子供の頃の新の姿が浮かぶ。

なんで…… 詩暢ちゃんは新が連れてきてくれたと思うんだろう

指が痛い。

個人戦 戦えないかもしれない 新とも詩暢ちゃんとも 試合できないかもしれない でも

千早は仲間達の肩を順に軽く叩いて回る。皆もその気持ちを受け取る。

同じ気持ちが伝わってくる 団体戦で 勝つことしか考えない

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太一は格上相手に苦戦。回想に登場する子供版太一と原田先生の場面が可愛い。読まれたのは「やまざとは」「おおことの」「つきみれば」「わすれじの」「よのなかは」。