chiha memo

漫画「ちはやふる」の伏線や感想などの超個人的備忘録

高2 春夏

第64首 フォローする人間が必要だ

全国高等学校小倉百人一首かるた選手権全国大会、開幕。瑞沢チームは暑さ対策も万全に、袴ではなくTシャツで参戦。オーダーは西田、大江、千早、太一、そして筑波。駒野は強豪校の偵察に回り、決勝トーナメントに備えると言う。予選には出ない。 机くんだっ…

第63首 個人戦で勝つことしか考えてない

千早は深作先生に、条件次第で吹奏楽部に部室を譲る話のことを突っ込まれる。悩んだ末に、二階を荷物置き場に使って貰ったら、と宮内先生を通じて提案。 「ほかの部に良くしといたら 自分にもかえってくるかなあって!」 深作は千早に感心。 「いやー 私は …

第62首 かるたをやってる限り大丈夫

都大会予選で優勝出来なかったことに落ち込む千早。クイーン戦の映像を毎日見て、若宮のように正確に動けるようになりたくて、それが強い人に通用するのか知りたくて。 あれは個人戦じゃなくて団体戦だったのに 私の負けがみんなの負けになるのに 花野は白波…

第61首 運命戦は運命じゃない

四組が運命戦。北央はきっちり「札分け」し、確実に二勝稼げるように企てて来た。 この形になったら 敵陣を抜かなきゃ勝てない―― 準備不足だ こんな状況になることを想定してなかった 団体戦の経験不足だ 経験を蓄積した伝統校 北央との差がここで出るなんて…

第60首 音になるまえの音

千早が「ひ」で取ったのは、この時点で二字決まりの札。甘糟はヤマがたまたま当たっただけと納得しようとするが、須藤は千早の聴力に内心驚いている。 イチかバチかで取ってるんじゃない 綾瀬千早は聞こえてる 「聞こえてる」んだ 自分の声のなにで判断され…

第59首 いま口に出す言葉は大丈夫かじゃない

決勝戦。千早は甘糟に連取され、札の取り方を何度も確認。試合中なのに反省? と甘糟に嫌味を言われる。西田はやり難そう。大江は「ボイン重そうなのに」と舐められつつも連取。 さっきの読手さんは―― ある意味すごく存在感があった でも 須藤さんは須藤さん…

第58首 いろんなものでできてるよ

千早は燃えている。 「目標は日本一だよ 日本一っていうのは 一度もどこにも負けないってことだよ」 一方、西田驚愕。ヒョロの傍に姉がいる。最近出来た彼というのが、ヒョロらしい。 北央戦を前に花野が偵察で得た情報より、甘糟が太一に勝ち、駒野と大江な…

第57首 仲間を信じて一人になれ

千早は読手と合わないのか、予選ほど圧倒的ではない。西田は10枚差で勝っている。太一は仲間に気を配り、自らの作戦を練りながらも、ヒョロから言われた「万年B級」や、千早や周防、若宮、新といった「才能」ある面々が頭にちらついてしまう。 更に、太一の…

第56首 団体戦は個人戦

福井。新祖父の三回忌で墓参りする綿谷一族。祖父と父が喧嘩したせいで、新は東京に転校することになったのだった。友達も出来て良い経験だったろう、でもマメにメールをしないと忘れられる、と言う両親。新は携帯電話を見て、「かささぎみたいだねえ」と言…

第55首 いまは一枚一枚

二回戦。初めてオーダーに入った筑波は、A級選手相手に苦戦。 あんなみっともないマネしてまで出たかった試合なのに 自信があったのに 自信が持てるのはかるただけだったのに―― 学校では深作先生が宮内先生に、かるた部の新入部員数を追及していた。宮内は20…

第54首 次の夢は日本一

六月、全国高等学校かるた選手権大会東京都予選。初めて袴を身に着けて感動している花野に、大江も嬉しい気持ち。筑波は練習でも勝てず試合に出れないのに、応援に訪れた弟達に「勝ちまくる」と大見得を切る。 会場で遭遇した北央のヒョロが、西田に言う。 …

第53首 絶対放っとかない

筑波は北海道の「下の句かるた」では負け知らずだったので、上の句かるたでも強くなると舌なめずり。C級の駒野ではなく、B級かつイケメンの太一に教わりたがる。下の句かるた独特の習慣を持ち込む筑波に、千早は困惑。しかし、筑波の札の取り方に、若宮との…

第52首 ずうっとずうっとわからない

花野は太一を尾行。着いた先は白波会。またかるたか、と崩れ落ちる花野。太一は坪口相手に必死。 強くなりたい 強くなりたい この一秒を ただの一秒にしたくない 覗き見していた花野は、原田先生に捕まる。かるたの何が面白いのかと訊いた。 「そんなの やっ…

第51首 おれは選んでがんばるんだ

花野は爪の手入れに、恋バナメールにと忙しい。国立文系クラスの千早は西田と、国立理系の太一は駒野と同じクラス。太一は考え込んでいた。 千早―― わかってないんだあいつ いま時間がどれだけ大切か 思いつきでやりたいことだけやりたがってんだ クイーンに…

第50首 かるた部がずっと続いていくといいなあ

彼氏に振られたばかりの花野菫は、特上のいい男を必死に探していた。新入生歓迎部活動紹介の檀上に、百人一首競技かるた部の部長として登壇した袴姿の太一にロックオン。同じく挨拶に立った千早が、図らずして場の笑いを取っている。 かわいくて天然……? 超…