chiha memo

漫画「ちはやふる」の伏線や感想などの超個人的備忘録

高3 春~大会

第143首 周回遅れのチーム作り

千早と太一がかるた部を辞めたという情報に、新はショックを受ける。理音と対戦中も、頭がいっぱい。 辞めたって… 本当やろか せめて それだけでも確認…… 本当やったら とんでもなく悩んでるってことや 千早と太一が…… 二試合目、新は日向と対戦。日向が札に…

第142首 月と太陽

千早が図書室で勉強していると、太一が入って来るのが見えた。気付かれないよう逃げる。 ダメだ 私まで休部してるなんて太一が知ったら負担になる ダメだ ダメだ かるた部は総当たり戦で練習中。西田は田丸が苦手で二戦二敗。二人の勝率は同じなので、直接対…

第141首 かるたを好きじゃないのに

大江は田丸の提案通り、総当たり戦を繰り返して予選メンバーを決める参考にすると宣言。あくまでも参考だ。西田は千早はかるたバカなので戻って来ると楽観している。筑波は千早に加え太一も戻って来ると信じ、自身こそエースになってやろうと張り切る。花野…

第140首 休部させてください

新は南雲会での後輩が入学して来たので、かるた部創設を申請。村尾が高校選手権運営に携わり奔走していること、自分をかるたの世界に引き戻してくれた千早のことが頭にある。袴姿で各学年各教室を回り、かるた部への勧誘を始めた。由宇には三年生なのに今更…

第139首 なんでもいい学びなさい

千早の頭の中では、太一の言葉の断片がぐるぐる回り続けている。 ”好きなんだ” ”お前はおれが 石でできてるとでも思ってんのか” 進路相談中も上の空。高校教員を目指すのが部活動顧問になりたいからという安易な動機に、担任が指導。 真島家に実力テストの成…

第138首 ずっとずっと小さいころから

太一が畳から身体を起こし、千早に真剣な表情を向けた。 好きなんだ 千早が その言葉で、ぶわっ……と千早の身体が揺らぐような感覚。千早は驚いたように太一を見ている。その表情に、太一は千早の答えを覚悟。僅かに顔が曇る。嘘だよ、と取り消すことも可能だ…

第137首 あのころより強くなれたのかな

福井。新は村尾との練習試合で勝つ。高松宮杯で優勝したのは村尾だった。太一との試合後、切り替えられなかったのだ。太一からは、新に追いつくにはどうしたら、勝つにはどうしたら、という気持ちが伝わって来た。結局「ちは」は出なかった。 太一はずっと一…